ナレーター 主婦 人間 生物として 色んなところでズッコケている 女優の日々 〜第二章〜



新神戸から東京行きの新幹線に乗る度
進学のために上京する日の事を思い出します。


ホームまで見送りに来てくれてた母が
「ママも行く」
と急に言い出し、到着した新幹線に
私と一緒に乗り込むという不測の事態が。

軽く揉み合った末に
「ママは残って!」
と車内から押し出し、ドアが私達を隔てました。

泣きじゃくりながら
「元気でね」
と繰り返し言う母がどんどん小さくなっていく光景に
私自身もボロ泣きして・・・。


ああ、ついこの間のことのようだわ。


あれから随分と長い年月が経ちました。


上りの新幹線はいつも切ないのです。