ナレーター 主婦 人間 生物として 色んなところでズッコケている 女優の日々 〜第二章〜
帰省も遠出もせず
本を読み読み過ごした夏。

8月に読んだ本で一番グッときたのは

「火花」

どストライクでした☆


少し前にケロと吉祥寺をブラブラした事が
この小説を読む上でこんなにも役立つとは。

井の頭公園などの景色や空気感が
脳裏と肌に残っていたお陰で
鮮やかで立体感のある読書が実現。

すごく得した気分。


かつて私自身も「お笑い」に対して
真剣に取り組んでいた時期があるので
主人公への感情移入も自然と強くなりました。


sakuragumi13.jpg
一般的には
記録にも記憶にもほぼ残っていない
コントグループ「さくら組」の宣材写真
高揚感と挫折を共にした三人


四半世紀前
「全然面白くない」
と言われながらも
毎日ネタを書き 努力に努力を重ね
ライブ会場、TV局、ラジオ局、舞台を
寝る間も惜しんで駆け回った
濃厚な二年間がありました。

「若い女のトリオ」という物珍しさだけで
一時期は
名だたる方々と一緒に
沢山お仕事をさせて頂いたものですが
才能の限界を知るのも早かった訳で。


この作品は
その頃の自分と重なる部分も多く
心の深いところがキュンキュン。

度々顔をのぞかせる昔の私と共に
大事に大事に読みました。
なんて不思議な読了感。

そして
しばらく「火花」の夢を見るほどの
影響力でした。

最近読んだどの小説よりも
身近に感じたなり。


映像化されるようですが
それとは別に
自分なりにキャスティングするのがまた楽しくって。


液晶画面を長時間見るのが厳しくなってきた今
読書の良さを改めて感じています。

来月は浅田次郎月間の予定