ナレーター 主婦 人間 生物として 色んなところでズッコケている 女優の日々 〜第二章〜
肌寒い日々から急に猛暑になり
体が対応出来てないどころか
残念なことになっています。

私は
普段 余程のことがないと
友達に電話をしない人間なのに
暑さで脳内回路が誤作動を起こしたのか
ヤヨにいきなりトンチンカンな電話をして
ビビらせるというプチ事件を起こし・・・

ハモラーは
珍しく書類の作成ミスを連発。
外出する際には
何度も忘れ物を思い出して
全然出掛けられず溜息をつき・・・

はぁ~~あ。
脳が茹だっちゃってるのかなぁ?

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昨日の午後
頭と麦わら帽子の間に
保冷剤をしのばせながら
駅に向かって歩いていると
50代のご婦人に

「アンケートをお願いします」

と呼び止められ

「20代の方にアンケートをお願・・・
あ、20代じゃありませんよね。ごめんなさい」

と断られてポカ~ン。

「遠目には若く見えたけど
近くで見たらシワシワじゃん。
この暑さで目と判断力が鈍ったわ。もう」

ご婦人の顔にはそう書いてあったような。


「告ってないのにフラれたみたい」

そんな気持ちで駅に着き
ホームでスマホをいじっていると

「暑いわね〜。お姉さん、
携帯で明日の気温調べてくれない?」

と話し掛けられ ふと顔を見ると
なんと
身なりの良い老婦人が
鼻血を出しながら微笑んでいました。

正確に言うと
鼻血に気付かず手で拭いたらしく
血が右にだけに伸びて
赤黒く固まっていたのです。

う・・・ヒゲみたい・・・。

思わぬ事態に一瞬ひるみつつ
とりあえずスマホで気温を調べました。

「明日は34℃です」
「ありがとう。明日も暑いのね〜」

笑ってる・・・。

ごめんなさい。私も笑いそう。

教えて差し上げるべき?
悩むわ。

鼻血は止まっている。

でも このままだと
この老婦人は この後
何十人、いや何百人の人に
この鼻血ヒゲ顔を見られてしまうだろう。

「私、これから映画を観に行くんです」

え?!映画を観に行くですって?
まずい。
帰宅するならまだしも・・・。

いくら見ず知らずの人とはいえ
多少交流を持ってしまった身。
この顔のまま映画を観に行かせる訳にはいきません。

私はティッシュを手に持ち言いました。

「(小声で)あのぅ。鼻血が・・・」
「え?はだし?誰が?」
「いえ、お顔に鼻血が」
「・・・私?鼻血?」

ああ、電車が来ちゃうよ〜ん。

「失礼します」

と慌てて拭って見せると
とても驚いて

「いやだぁ。鼻水だと思ってたわ。
ありがとうね」

と言い
うつむいて駆けて行かれました。


猛暑の脅威を随所で感じる
ここ数日でございます。